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- 株式会社三好製作所
目指すは、突き抜けた人材が集まる場所。
桜の名所としても知られる公渕公園のほど近く。
一面に田んぼが広がり、およそITとは無縁そうな高松市東植田町に三好製作所はある。
社長の実家の離れを改造した小さなオフィスから始まった同社は
2020年10月、大きな新社屋に場所を移した。
真新しいオフィスは『J.A.M FACTORY(ジャム ファクトリー)』と名付けられている。
真新しいオフィスは『J.A.M FACTORY(ジャム ファクトリー)』と名付けられている。
「Jはジャパン、AはAI・IoT、Mはメーカー。AI・IoTを開発するメーカーを
輩出していく場という意味です。
輩出していく場という意味です。
またジャムのように、ここに集まった人達のスキルや人脈をごちゃ混ぜにして
シェアしていく場でもありたいと考えています。」
シェアしていく場でもありたいと考えています。」
そう語るのは、社長の三好 幸司さんだ。
電気系の学部を卒業後、大手電機メーカーで回路設計を担当。
ソフト開発に興味を持ったことをきっかけに、ITベンチャーに転職した。
さまざまな経験を積んだのちに独立して、三好製作所を立ち上げるに至ったという。
ソフト開発に興味を持ったことをきっかけに、ITベンチャーに転職した。
さまざまな経験を積んだのちに独立して、三好製作所を立ち上げるに至ったという。
「会社を設立した当初の目標は、1人1人が異なるスキルを持つ
10人程度のスペシャリスト集団になること。
クライアントからどんな依頼を受けても対応できる会社を目指していました。
けれど1人1人が異なるスキルを持った会社では、
広く浅くの取り組みしかできないと気づきました。
当社の得意領域はもともとシステム開発。
システムに関しては他の追随を許さない、突き抜けた会社を目指し
狭く深い領域に集中する戦略に切り替えました。」
一方、さまざまなスキルを持つ人材が集まる場所を目指すという
最初の思いも新オフィスには息づいている。
デザイン分野が得意な人材、PCメンテに特化した人材、マーケティングの知見がある人材…
常駐ではないが、何か新たな取り組みが始動する際にはチームとして外部の人材が
集まる仕組みができている。今後はより連携を深めていきたいと社長は話した。
集まる仕組みができている。今後はより連携を深めていきたいと社長は話した。
J.A.M FACTORYは仕事関係のみならず、空きスペースを地域のイベントに貸し出すなど
人が気軽に出入りする空間だ。
「地域との関わりを深め、次世代のプログラマーを育成する目的で始めた
中高生向けのプログラミング教室も順調です。
内容はかなり高度で、私たちの業務で使っているレベルのプログラムを教えています。
新オフィスの完成で広い場所が確保できるようになったので、さらに取り組みを発展させ
将来の事業の柱の一つになるように伸ばしていけたらと思っています。
目指すは、即戦力となれるような実力あるプログラマーを地元で生み出し
地域貢献することです。」
人の思いやりにあふれるシステム開発。
三好さんが仕事にかける信念は一貫している。
「当社の経営理念は『思いやりある情報社会の創造』
単に便利さを追求するだけのシステム開発は、面白みがありません。
無機質なイメージを持たれがちのIT業界において、人の気持ちが入った
システム作りを目指したいと思っています。」
前職では、病院のNICUにいる赤ちゃんの様子を医師と親で共有できる
システムを手掛けた経験を持つ三好さん。
赤ちゃんが日々成長する様子を皆で見守れる。
退院後、元気に大きく育った様子が医師の元に送られてくる。
そんなシステム開発経験が、幸せを提供するシステム作りへの思いに
繋がっているのだという。
三好製作所は、クライアントが抱える問題に対し、オリジナルシステムを提供して解決を目指す。
企業の社内システムや注文管理システム、ポータルサイト・HP作成など、
ITに関する困りごとはオールマイティに手掛けている。
小さな会社だからこそ、やりたいことを柔軟に開発できるところが同社の魅力であり強みだ。
現場で生まれたアイデアは躊躇せず、まずはやってみようかと気軽に採用される。
同社のエンジニアは、クライアントの要望を聞き「なんとなく」感じている
不満・悩みを汲み取っている。
-このケースであれば、経験上こんなことにも困っているはずだ。
-こうしたら、お客様はもっと便利になって助かるだろう。
クライアントのニーズに予測を立ててプログラムに落とし込み、
期待を超えたシステムを生み出す。
想像以上のものを前に、クライアントは感動を覚えるのだ。
「10人規模の組織を目指すという当初の目標に変わりはありません。
人が集まれば、さらに新しく、深みのある仕事にも取り組めるようになるでしょう。
今後は、前々から注力したかったAIの仕事に多く関わっていきたいですね。」
これからの会社の進む道について、三好社長はそのように語った。
これからの会社の進む道について、三好社長はそのように語った。
やりたいことができれば、仕事はこんなに楽しくなる。
2013年に新卒入社した谷口省吾さんは、専門学校の会社説明会で三好社長と出会った。
「いい人そうだなぁ」というのが第一印象だったという。
自分がやってみたいシステム開発ができる場所であれば、企業規模にこだわりはない。
やりたいシステムを提案してくれたら、実際にやれるよという社長の言葉に強く惹かれた。
設立してまだ歴史が浅く、社長1人だった当時の三好製作所に入社することに
ためらいはなかったという。
「誰と、どこで、何をするのか。これがはっきり分かっていたので不安はありませんでした。
実際、入社後から今に至るまで、会社イメージは変わっていません。」
現在は、企業の在庫管理や生産管理、レジシステムの開発に加え、
メーカーのECサイト、通販サイトのリニューアル作業を行っている。
ITの導入によりクライアントの手数を減らし、社内業務を円滑にする今の仕事に
誇りをもって取り組んでいるという。
「システムを納品後、お客様に『あれは本当に便利だよ』といわれることが嬉しいです。
システム開発は、個人的にパズルに近いものだと思っています。自分の想像通りに組んで、
できあがると本当に面白いです。」
自分のイメージ通りの仕事に日々取り組む谷口さんは、笑顔でそう語ってくれた。
新しい経験の先には、新しい自分が待っている。
中途入社で2016年秋に入社した山本健二さん。
社長とは以前から面識があり、人柄もよく知っていたので転職することへの不安はなかったという。
「前職では社内SEとして仕事に取り組んでいましたが、より専門性の高い仕事を求めて
同社に入社しました。」
手掛けるのは企業の予約システム、スケジュール管理システム、顔認証システムなどさまざまだ。
担当するプロジェクトの中には、他社と協働して開発を行う大きな案件もあるという。
「クライアントと直接やり取りできればご要望の確認がしやすいのですが、
クライアントとワンクッション置いた距離があると、意思疎通の取り方や他社との連携など
また違った苦労があります。」
クライアントとワンクッション置いた距離があると、意思疎通の取り方や他社との連携など
また違った苦労があります。」
次のステップに進み、新たな経験を着々と積み上げている山本さん。
仕事の大変さを語りつつも、その顔には静かな自信が感じられた。
今後やってみたい仕事は?との問いに、社長と同じくAI関連の開発を挙げた山本さん。
会社が今後進む方向には、山本さんにとってもワクワクする仕事が待っていそうだ。
未経験から、エンジニアへの挑戦。
2020年9月に入社した宮地亜季さんは、未経験からシステムエンジニアへの転身を果たした。
学生時代に授業の一環で多少触れたものの、システム開発についての知識はほぼなかったという。
ITへの興味を抱いたのは、前職の事務作業の一環でHPを扱った時だ。
商品の写真や価格を掲載するECサイトやキャンペーンバナーの製作を他社に依頼し、
いざ納品されてきたものを見て、違和感を覚えたという。
-もっとこうだったらいいのに。自分で作れたらきっと面白いだろうな。
そんな思いからWEB製作会社への転職を希望するようになり、職業訓練学校に通って
スキルを身につけた後、縁あって三好製作所の職場見学に訪れた。
スキルを身につけた後、縁あって三好製作所の職場見学に訪れた。
「HP製作よりもシステム開発が中心の会社だと知って最初は躊躇しました。
ですが、三好社長と面談し、システム開発の面白さを熱く語られたことで興味が湧き、
一度頑張ってみようと面接を受けることにしたのです。
それに、社長をはじめ働いている人はみんな優しく、柔らかい印象。
会社で1日の大半を一緒に過ごすなら、こんな人たちと働きたいと思いました。」
上下関係の厳しさはなく、何かを強制されることもない。
フラットで居心地の良い場所だと宮地さんは語る。
入社後はシステム開発とHP製作の違いに戸惑ったが、周囲の先輩に聞きながら取り組んでいる。
いざやってみると、社長の言う通りシステム開発の面白さに気が付いた。
いざやってみると、社長の言う通りシステム開発の面白さに気が付いた。
「初めて自分で作ったのは、バーコードを読み取るシステム。
ごく初歩的なものですが、完成した時には本当に嬉しかったです。
ごく初歩的なものですが、完成した時には本当に嬉しかったです。
今は先輩たちが手掛けるクーポンサイトのシステムやECサイトの製作、商品管理システムの開発を
補助する役割で案件に関わっています。
補助する役割で案件に関わっています。
まずは、一人でシステムを一通り作れるようになることが目標です。」
先輩のように、お客様の要望を基に自分でシステムの仕様を考えられるくらいに成長したいという。
意欲的に取り組む宮地さんの様子を見ていると、そう遠い話ではなさそうだ。
Data 2023.08.29
株式会社三好製作所 の会社情報
企業名 | 株式会社三好製作所 |
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経営理念 | 思いやりある情報社会の創造 |
所在地 | 〒761-0446 香川県高松市東植田町2014番地2 |
業務内容 | ・Webクラウドシステムの設計・開発 ・ポータルサイト制作、ホームページ制作 ・コンサルティングサービス |
電話番号 | 087-849-1897 |
FAX | 087-887-0968 |
ホームページ | https://www.miyoshifactory.co.jp |
設立 | 2009年6月5日 |
従業員数 | 社員4名 |
代表者 | 代表取締役 三好幸司 |
資本金 | 300万円 |