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- 株式会社アムロン
会社は「社員」と「社会」のためにある。
アムロンは、四国でトップクラスのシェアを誇る鋼材商社である。
しかし、一般の知名度は高くない。理由は明確。取引のほとんどが法人だからだ。
質実剛健を地で行くBtoB企業ゆえに、一般の人にとっては無名企業なのである。
質実剛健を地で行くBtoB企業ゆえに、一般の人にとっては無名企業なのである。
一方で、ビジネスパーソンには有名な企業でもある。
なぜなら、四国で知らぬ者はないほどの鋼材商社であり、社会貢献にも積極的だからだ。
なぜなら、四国で知らぬ者はないほどの鋼材商社であり、社会貢献にも積極的だからだ。
同社の事業内容は、実に多岐にわたっている。
源流は、現在も主力事業である鉄鋼の卸売業。
同社の創業者である宮本髙義氏が戦後まもなく鉄鋼問屋を始めたことから会社の歴史が始まっている。
当時の社名は、香川鋼材株式会社。
その後、鉄鋼需要の増大に応じて規模を拡大。
昭和30年代には、鉄のスーパーマーケットとして広く認知されるようになった。
やがて総合商社との取引が始まり、鉄だけでなく、
あらゆる産業資材を扱う企業へと成長していったのである。
さらに、お客さまからの要望に応えるために建設工事や加工部門をスタートさせ、事業を拡大させていった。

昭和30年代には、鉄のスーパーマーケットとして広く認知されるようになった。
やがて総合商社との取引が始まり、鉄だけでなく、
あらゆる産業資材を扱う企業へと成長していったのである。
さらに、お客さまからの要望に応えるために建設工事や加工部門をスタートさせ、事業を拡大させていった。
異業種への進出も果たしてきた。
お客様の現場での困りごとを解決するエンジニアリング領域へも進出。
時代を反映し、環境関連事業や情報通信領域への参入も果たし、常に成長を続けてきた。
特に、ここ数年は、重金属汚染土壌改良剤など環境浄化市税の開発・製造・販売を手掛け、内外から大きな注目を集めている。
特許も取得した技術には定評がある。
「困っている状況を何とかする精神」で事業を広げ、
そこに付加価値をつけることで成長を続けてきた企業なのである。

会社は公器。社員は仲間。
しかし、創業以来、目指してきたのは売上の拡大ではない。源流にあるのは、「誰かのため」という想い。
いくつもの役割を担うことで「お客様を幸せにしたい」。そんな思いで事業が広がったわけだが、
「幸せにしたい」のは、お客様だけではないのだ。
お客様と同じ、いや、それ以上に思いを寄せているのが社員である。
70年を超える歴史を振り返ると順風な時期ばかりではなかった。
そこを共に乗り越えてくれた社員への思いは本物だ。経営理念の第一項には、
「社員が誇りをもって働ける会社であり全社員の幸福を図る経営であること」
とある。さらに、アムロン大原則は
とある。さらに、アムロン大原則は
1. 社員を幸せにする会社
2. お客さまを幸せにする会社
3. 社会を幸せにする会社
という順で記されている。
社員への思いが最初なのだ。
その姿勢の表れだろう。同社は、社員のことを従業員とは呼ばない。
単に業務に従事する者としてではなく、会社の仲間と言う意味を込めて「社員」と呼ぶ。
まさに「チーム アムロン」の姿がそこにある。
待遇を整えるのも「仕事のためのモチベーションアップ」ではなく、
「人を大事にする」という、当たり前だが難しい姿勢がベースになっている。
全てを挙げることはできないが、業績によって期末賞与を支給し、社員持ち株制度もある。
入社後3年の定着率は常に90%以上。働きやすい環境づくりには定評がある。
また、社員による部活動も盛んだ。

軟式野球部は、高校、大学での野球経験者による全国大会を目指す本格的な野球部であり、
ゴルフクラブ、ランナーズクラブなどの活動も行っている。
社員旅行や各種の懇親会も多い。
軟式野球部は、高校、大学での野球経験者による全国大会を目指す本格的な野球部であり、
ゴルフクラブ、ランナーズクラブなどの活動も行っている。
社員旅行や各種の懇親会も多い。
さらに、社会を思う会社として、社会貢献活動も行っている。
青少年育成活動、地域事業への参加、地域文化活動、地域スポーツ応援活動など枚挙にいとまがない。
同社らしさを表しているものに社内報「てつわん」もある。
1969年から年3回発行されている誌面には、
経営層の想いや会社の目指す方向性はもちろん、
社員同士のコミュニケーションを促進するしかけが豊富にちりばめられている。
社内報は、会社の風土を物語るもの。ぜひ、会社説明会などで見てほしい。
ボトムアップ型の組織で自分らしく働ける
実際に働いている社員にアムロンの印象を聞いてみよう。
まず登場してもらうのは、2018年に入社し、今は開発本部の営業職として働いているメンバーだ。
出身地は高知だが大学進学を機に香川に移り住み、そのまま就職。
オフには大学時代から続けている硬式テニスや、社会人デビュー時に始めたゴルフを楽しんでいるという。
現在は提案営業としてさまざまな取引先に足を運んでいる。
取り扱う商材も多種多様だ。
「モノづくりの現場や事務所に対して、ありとあらゆる必要な製品を提案しています。
メインは塗装材やケルヒャー製品ですが、お客様のご要望に合わせて柔軟に対応するのがアムロン流です。
最近は、国際事業部と協力して新しい案件も経験しました。
当社には『これをやれ』という型にはまった命令はありません。
自分の意思で仕事を作ることが醍醐味です。」
アムロンとの出会いについて尋ねると、就活当時の面接エピソードを語ってくれた。
「面接ではまさに『根掘り葉掘り』といえる位にとことん質問されたことを覚えています。
といっても、試すような意図は全く感じられず、純粋に私という人間に関心を持って
向き合ってくれているとはっきり分かり好感が持てました。
そのため、こちらも変に飾らず正直な受け答えができたと思っています。
入社後も、会社全体が社員に誠実に向き合っていることを感じる場面が多々ありました。
パワハラと無縁で居心地の良さは抜群。
部署間の連携の強さはどんな会社にも負けていない自信があります。」
会社が経営理念である
「社員が誇りをもって働ける会社であり全社員の幸福を図る経営であること」
を貫いている証拠だろう。
環境に貢献する研究に没頭中。
2016年に入社した、開発本部の環境事業部で研究員として活躍しているメンバーもいる。
大学で学んだ環境都市工学の知識を生かせる会社を見つけるべくUターン就職活動をし、同社に入社した若き研究者だ。
「大学で環境や化学について学んでいた私は、
環境を守る仕事に就き、地元に貢献したいと考えていました。
そんな時、当社の研究職の仕事も出会い、迷うことなく入社を決めました。
就職活動をするまで、当社に環境事業があるなんて知りませんでしたし、
面白い仕事があるなんて想像していませんでした。
でも、入社してみると、地域の環境を守る製品の開発に若くして携わることができ、充実した日々を過ごせています。」
面白い仕事があるなんて想像していませんでした。
でも、入社してみると、地域の環境を守る製品の開発に若くして携わることができ、充実した日々を過ごせています。」
入社1,2年目は工場に入って製品づくりも経験。
現在は、土壌や水質の汚染対策、産業廃棄物処理などに貢献する化学製品を開発中だ。

現在は、土壌や水質の汚染対策、産業廃棄物処理などに貢献する化学製品を開発中だ。
「例えば、トンネル工事の排出土には、有害な重金属などが含まれていることがあり、
そのまま埋め立てなどに使うと周囲の環境に害を及ぼす恐れがあります。
私は、その無毒化に役立つ製品などを開発し、環境を守るお手伝いをしています。
時には、現場での作業に立ち会うこともありますから、白衣着用の日も、作業着着用の日もあります。
そのまま埋め立てなどに使うと周囲の環境に害を及ぼす恐れがあります。
私は、その無毒化に役立つ製品などを開発し、環境を守るお手伝いをしています。
時には、現場での作業に立ち会うこともありますから、白衣着用の日も、作業着着用の日もあります。
今の仕事環境で一番うれしいのは、『自由にやっていいよ』と任せてもらえる環境です。
研究者ですから、他社で解決できなかった案件を解決できた時などは、
自社の技術力を誇りに思うと同時に、『環境を守れた!』という思いが生まれ、本当にうれしいですね。」
海外からもオファーが寄せられる同社の研究部門。
平成30年には、油で汚染された土壌の改良に関する案件で、県内の科学賞も受賞している。
平成30年には、油で汚染された土壌の改良に関する案件で、県内の科学賞も受賞している。
そんな同部署で仕事へのモチベーションを高く持ち、
経験と積む彼が生み出す製品は今後も環境を守り続けることだろう。
経験と積む彼が生み出す製品は今後も環境を守り続けることだろう。
同社では今、彼らに続く若い新卒者を募集している。
入社時にビジネス力を併せ持つ必要はない。
入社後に磨いていける環境が整っているという。
興味のある人はぜひ、挑戦してほしい。
Data 2022.06.10
株式会社アムロン の会社情報
企業名 | 株式会社アムロン |
---|---|
経営理念 | 経営理念 1.社員が誇りをもって働ける会社であり全社員の幸福を図る経営であること。 2.全社員が会社の永遠に栄えるよう今考え実行する。 3.会社の存在が地域社会の発展に寄与すること。 4.有言実行とサワリの経営を行う。 5.時を尊重し信用と人材を財産としよう。 |
所在地 | 〒760-0060 香川県高松市末広町7-21 |
業務内容 | 鉄鋼製品の販売・加工/ 鋼構造物工事他各種工事/ 建築土木資材/重金属汚染土壌・排水対策資材/ 汚染土壌特殊洗浄浄化/有害廃棄物再資源化/ 環境セラミック/産業機器/製造設備企画/ 業務用洗浄機/重防錆塗料 労働者派遣/有料職業紹介 |
電話番号 | 087-851-1551 |
FAX | 087-821-1427 |
ホームページ | https://www.amron.co.jp |
設立 | 1948年4月 |
従業員数 | 220名(グループ250名) |
代表者 | 代表取締役社長 岩﨑 巨樹 |
資本金 | 1億円 |
売上高 | 214億円(2021年2月期) |