空と海と陸。産業インフラの守り手。

 
香川県の玄関口である、高松空港と高松港。
香川に住んでいる人であれば知らない人はいないだろう。
それでは、高松商運という社名を知っている人はどのくらいいるのだろうか?




同社には4つの部門がある。

高松空港に就航している航空機の地上業務を一手に引き受ける航空部門。
チェックインカウンターや手荷物受託、航空機の誘導など、1度は仕事風景を見たことがあるはずだ。

 
高松港で輸出入に携わる業務部門。
貿易大国日本に住んでいれば、海外を経由した商品を必ず手に取っているだろう。

 
安心で快適な旅を提供する旅行部門。
修学旅行や国内外のパッケージツアーで誰もが忘れられない思い出を作っただろう。

 
高松空港の売店『スカイショップ』や高松シンボルタワーにある『タリーズコーヒー』を運営するのは商事部門。
訪れた人の憩いの場として愛されている。





 
香川県で暮らし、旅をし、モノを手に取っている時点で同社のサービスに触れている可能性は高い。
地域経済にとってなくてはならない存在であり、その社会的意義は大きいのだ。

 
そんな同社の創業は、明治17年5月。なんと100年以上前から歴史が続いている。
現在同社を率いているのは、代表取締役社長の松村 英幹さんだ。



一貫して大切にしているのは、お客様と従業員の笑顔。

 
同社の4つの部門は異なる分野にあるが、共通しているのは
「質の高いサービスで、お客様満足を創造する」ことだ。


どの部門もそれぞれのカタチで地域の人の暮らしに寄り添い必要不可欠なサービスを提供している。
目の前のお客さまからの「ありがとう」の言葉や安心・快適なサービスを提供できたと実感できることが
同社で働く人々の大きな励みになっている。


 
ここで働く全員が主役。

 
そんな同社の姿勢が感じられるエピソードがある。
2013年1月、ある航空会社の最新旅客機にトラブルが生じ高松空港に緊急着陸する
という事態が発生した時のことだ。

 
同社にトラブルの原因はない。
しかし、空港を利用する乗客への対応と、地上における航空機の運航支援を手掛ける同社の社員は
高松空港に降ろされて困り果てているたくさんのお客様を見て、迅速に対応体制を取ることにした。

 
緊急にもかかわらず、全社員が集結。

 
混乱するお客様がスムーズに動けるように案内し、伊丹空港までの代行移送のためにバスの手配等を行った。
 



今、目の前にいるお客様のために、何をしなければならないのか。
これを全員が自覚して動いた結果、すべてのお客様を安全に誘導することができたのだろう。
迅速な対応には、旅客機を保有する航空会社からも高く評価されたという。




 
同社では、何を大切にするべきか、社員の一人としてどうあるべきかを
定期的に全員で共有し、フィロソフィーをまとめた冊子を全員に配布している。
日々価値観を共有していたことが、緊急事態を前にしたときに生かされたのである。

 
お客様の笑顔が社員の活力になり、また次の素晴らしいサービスに繋がっていく。
それが同社の強みである。


 
松村社長いわく、
「入社してくる人材は、幹部候補生として迎えたいという想いがあります。
大手企業には、大手企業の良さがあると思いますが、
会社から与えられた仕事をこなす存在に留まるのでは面白くないかもしれません。
でも、当社なら、会社を動かすハンドルを握ってみることもできます。」

この会社では、働く誰もが主人公だ。

 

一分一秒に重みのある仕事。

 
同社では、毎年新入社員を採用している。
2018年に新卒入社した松川 陽洋さんは、現在グランドハンドリングとして働いている。



飛行機が地上にある時間に、手荷物の取り降ろしや貨物の運搬を行うほか、
飛行機を誘導したり滑走路まで牽引したりする。まさに空港の物流を支える要だ。

 
「飛行機1機が降り立ってから飛び立つまでの時間は、約50分。
それまでに搭載された荷物をすべて降ろし、新しく運ぶ荷物を積み直します。
作業する飛行機は羽田発のものが最も多く、1日6便ほど。沖縄からは1便程度です。
加えて、近年高松空港に就航したLCCの対応も日によって行います。
一度勤務に入れば、1日が過ぎるのはあっという間です。」


 
定時運航のためには、飛行機の作業時間(ステイタイム)には限りがある。
稼働率を考えると、短い方が望ましい。

 
一方で、何かトラブルが起こりフライト時間が遅くなれば大変だ。
万一、到着が遅れた場合には、関係者すべてが協力し、
遅れた時間を取り戻すために、現場が一丸となる。
この仕事の大変な点だが、松川さんはこの一体感も気に入っているという。

 
しかし、効率以上に重視しなければならないことがある。
 
「効率も大切ですが、何といっても絶対に忘れてはならないのは飛行機やお客様の安全です。
飛行機は人を乗せて飛ぶのですから、一歩間違えれば命に関わる事故に繋がります。
作業に妥協は許されません。」

 
ほんの数分、飛行機のフライト時間に遅れが出たところで
大半のお客様はさほど気に掛けないだろう。

しかしその裏では分刻み、秒刻みで、責任重大な仕事に必死で向き合う人がいるのである。



 
社会的な意義が大きなこの仕事。松川さんはどのようにして巡り合ったのだろうか。
 
「もともと体を動かす仕事に就きたいと思っていました。
さらに乗り物全般も好きだったので、クレーンに乗る仕事があるという話に
興味を持ったのが、高松商運という社名を知ったきっかけです。

 
慣れ親しんだ香川という土地で、自分の存在意義を実感できるような
役割の大きい仕事をしてみたい。そう思う私にとってはぴったりの会社でした。」

 
「飛行機に関わる仕事は重要なものばかりなので、資格が必要なものが多いです。
2カ月くらいで取得できるフォークリフトの資格から、取得に何年もかかる
飛行機の牽引車の操縦資格まで、種類も難易度も非常に幅広い。
だからこそ、実務経験を積むうちに自然とステップアップできることに面白みを感じます。」



 
これから着々と経験と実績を重ねていくであろう松川さん。
現在の目標について聞いてみた。

 
「目下の目標は、必要資格をすべて制覇すること。貨物関連だけではなく
より幅広い分野の資格にチャレンジしたいです。
成長意欲のある人にとっては、張り合いがあるでしょう。」

 
現在松川さんが所属している貨物部署は、人間関係が非常に円滑だ。
年齢は20代から50代まで幅広く、もし新人が悩んでいれば
何でも相談に乗ってくれる環境だ。
『空の物流』に興味がわいたという人は、飛び込んでみてはどうだろうか。


日本と外国、あらゆるモノのやり取りに関わる。

 
同じく2018年4月に入社したのが、通関業務に携わっている平山 滉也さんだ。



 
地元香川に貢献したいという気持ちが強く、空港や港など『地域の玄関口』に関わる
今の仕事に興味を持ったのが、会社を知るきっかけだったという。

 
高松港を出入りしているコンテナ船は、日々ありとあらゆる商品を輸出入している。
平山さんは、倉庫の管理や貨物の配送手配、そして日本企業に代わって
貨物輸出入の許可を国に申請する重要な役割を担っている。

 
「企業自身が税関に申請することもありますが、そんな企業は一握り。
多くの企業が、通関業を営む当社のような企業に任せています。
ゆえに、日本各地のあらゆる企業がお得意先であり、日本を代表する商社とも関わりが深いです。」
 
あらゆる企業の代理として、国を相手に仕事をする。もちろん責任重大である。
 
「関税は非常に細かく定められており、食肉、電子機器、植物、プラスチックなど
ありとあらゆるものに番号が割り振られています。
〇部、〇類、〇項といった具合です。
税関職員には、専門的に何十年も業務に従事している人もおり、経験も知識も圧倒的です。
スムーズな申請には、綿密な下調べが肝心なのです。

 
申請が間違っていたら、ペナルティの対象となることもあります。
間違いがないように、何度も確認するようにしています。」



 


大変なのは、税関法の文章の解釈が人によって変わることがある点。
ある程度の判断の基準は税関が決めているが、やはりどうしても人が作った文章。
読み手によって少しずつ判断が異なってくる。
さらに税関法の変更や更新もある。
常に勉強し、情報をインプットし続けなければならないのだ。

 
「輸入の案件だけで、ひと月に50件ほどこなすこともあります。
納期があらかじめ決められているので、間に合わせるようにいつも全力です。
自分の仕事が滞れば、世の中に出るモノの流れが止まってしまう。
物流の入り口を担っているという責任感を持って仕事をしています。」



 
今後の目標は、国家資格である通関士を取得すること。
誰でも受験できるが審査は厳しい。合格率はなんと2割以下だ。

 
難易度の高い仕事を日々こなす平山さんも、最初からスムーズに仕事ができたわけではない。
ゼロからのスタートを支えたのは一緒に働く先輩たちの存在。

 
「自分よりも何年も業務に従事してきた先輩達は、非常に頼りになる存在です。
年齢層も幅広く、人間的にも大人で懐の深さを感じます。
困った時には必ず助けてもらえるという安心感があり、どんな人でも自然と職場に馴染めます。」

 
前向きに学び続ける気持ちがあれば、優しい先輩たちがしっかり育ててくれる環境のようだ。
国と企業、日本と外国。間を取り持つ仕事は、間違いなくやりがいで溢れているだろう。

Data 2019.07.15

高松商運株式会社 の会社情報

企業名高松商運株式会社
経営理念顧客満足の実現と、全従業員の物心両面にわたる幸せを追求すると同時に、
職務を通じて地域社会に貢献し、奉仕し続けることを事業の目的とする
所在地〒760-0019
香川県高松市サンポート1-1
業務内容●船舶・航空運送代理店業および取扱業
●旅行業
●港湾運送事業
●倉庫業
●貨物自動車事業
●通関業
●売店業
●飲食業
●保険代理業
その他
電話番号087-851-5661
FAX087-851-2233
ホームページhttp://www.takshoun.co.jp
設立1942年9月 ※1884年5月創業
従業員数118名
代表者代表取締役社長 松村英幹
資本金2000万円
売上高30億円(2018年8月期)

高松商運株式会社 の求人情報

応募職種総合職(空港旅客ハンドリング、空港グランドハンドリング、通関業務、港湾荷役業務、旅行営業、旅行カウンター業務)
雇用形態正社員
仕事内容■旅行部門/香川県内の法人・個人等への旅行営業全般やカウンターセールスを行います。
■航空部門/空港旅客ハンドリング業務(チェックイン、手荷物受託、改札業務)・空港グランドハンドリング業務(貨物運搬、航空機誘導、機体整備補助)を行います。
■業務部門/高松港における通関などの書類手続き、荷主への提案業務などです。
給与月給17万円以上
勤務地本社(香川県高松市)及び各事業所
勤務時間平日/9:00~17:30 土曜/9:00~18:00 ※部署によりシフト勤務
福利厚生昇給年1、賞与年2、家族手当、通勤手当、役付手当、通関士手当、年末年始手当、各社会保険完備、退職金制度、資格取得バックアップ制度、子女養育支援制度、財形貯蓄制度、永年勤続表彰制度 他
休日土曜(隔週)、日曜、祝祭日、その他会社の定める指定休日※航空・旅行・商事部門は月7~10日の交代制
応募資格2020年3月に高校・短大・専門・大学を卒業見込みの方
(高校生の場合は、学校を通してのご応募となります)

選考プロセス筆記試験→一次面接→最終面接→採用
担当者・連絡先087-851-5661 担当:総務部総務課 氏部
こんな方待ってます4部門それぞれ事業分野も業務内容も異なりますが「質の高いサービスの提供でお客さまの満足を創造する」という共通の思いがあります。
社内外様々な場面でコミュニケーション力が必要です。さらに、どの現場でも臨機応変な対応が得意な人が活躍するでしょう。

この求人に応募する

ホームページはこちら

高松商運株式会社 のアクセスMap