日本の食と命を守る仕事。

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有限会社 広野牧場の求人情報



大きな体に、小さくて丸いつぶらな瞳。
ゆっくり近づいてみると、人を怖がる風もない。
しばらくすると、何やら興味深そうに近づいてくる。
ゆったりとした人懐っこい動き。
大切に育てられている牛ならではの特徴だ。



 

高松市の東隣に位置する三木町。田んぼと豊かな緑に囲まれた山里に広野牧場はある。
香川県の酪農業で2番目の規模を誇る会社だ。

約300頭の牛を飼育するだけでなく、「酪農教育ファーム認証牧場」として、
地域の保育所、幼稚園、小学校、中学校、子供会、老人会などの方達を年間約500名受け入れて、
食と命の教育を支援する取り組みも行っている。
 



牧場経営だけではない。
 
牧場に近い鴻池地区には、元社員が独立して開設した観光いちご園『森のいちご』があり、年間2万人を集客。
隣接する広野牧場直営のジェラートショップ『森のジェラテリアMUCCA(ムッカ)』には、約4万人が訪れる。










まさに順調な経営を続けている同社だが、
社長の広野豊さんには農業に対する危機感がある。




 
 
「田舎から人が居なくなっています。農業をする人も居なくなっています。
そんな現状は全国どこの地方でも同じでしょう。
高齢化や離農によって、田舎のコミュニティは崩壊へ向けて進んでいるのです。
『本当にこのままで良いのか』と何度も自問自答した結果、
田舎には田舎の魅力があり、それを伝えていく必要があると考えました。



 
 

農業や酪農は、やり方次第で、きちんと収益を上げることができる仕事です。
当社においても平成18年に投資を行い、飼育頭数を200頭に増やして以来、毎年売上を伸ばしています。


 
農林水産省のデータによると、高齢化が進む農業就業人口の平均年齢は65.8歳に達している。
企業でいえば、定年を越えた人が過半数を占めている状態だ。
49歳以下の従事者は約10%。この状況を改善しようと奮闘中なのだ。
 
 
広野さんは、全国各地で講演会を行い、地元大学の教授との意見交換も行う人物でもある。
農業の可能性を示す若き酪農家が掲げるビジョンは以下の5つ。

1、農業のイメージを良くする。
2、田舎に人が来る仕組みを作る
3、田舎で雇用を作る
4、新規就農者の支援をする。
5、子供たちが農業にふれる機会を創る
 

これらの実現に向け、日々忙しく飛びっている。




 
 
 




大規模化一辺倒では解決しない。
 



農業の未来を語る際、「利益確保=大規模化」という風潮があるが、広野さんには別の想いがある。
 

「大規模化は確かに効率的です。
でも、それが出来る人ばかりではありません。
対応できない大勢の人を無視していたら、農村は荒れるばかりです。
大切なのは、皆がやろうと思えば出来るモデルを作ることだと思います。





 
 
例えば、牛5頭を飼いながら、ジェラートショップを併設すれば経営的に成り立つ
モデルを作り上げることはできないか。
やる気さえあれば誰もが実現でき、経営的に続けていけるビジネスモデルを生み出したいのです。
今は酪農を中心に事業を行っていますが、近く、アスパラガスを栽培する農業にも本格的に参入します。
産業としての魅力が上がれば、若者は農業に興味を持ってくれるでしょう」






 
 
現在、広野さんが注力しているのが、年間10万人の人を呼ぶことが出来るアミューズメントファームの実現だ。

 
 
「農村に多くの人を呼び、雇用を生み、田舎に活気を与えたいと思っています。
既に営業している観光いちご園『森のいちご』と『森のジェラテリアMUCCA』に加え、
地元産の小麦や野菜を使ったパンやピザを食べられるレストラン「森のピッツェリアVACCA」を
開店する計画も進んでいます。




 
 
田舎に人が来るようになれば、雇用が生まれます。
そうなれば農村は元気になり、田舎の価値があがる。
年間10万人の集客があれば、大抵のことは成り立ちます。

今後は、レストランのオープンだけでなく、
消費者や子どもを対象にした体験プログラムも行っていきたいです」








 
 
 
 

経験より想いを大切に。


 
構想が着々と進んでいる中、人材確保には特に力を入れている。
求めるのは、農村で事業がしたいという思いを持った人。

経験は一切不問。現在12名のスタッフが働いている。
独立を希望する従業員には一部門を任せてもいいという。
 

「最近では農業を職業の選択肢の一つと考える大学生、高校生、社会人の方など年間約30名が、
1週間〜2ヶ月間のインターンシップに来ています。
平均年齢28歳と若いスタッフが多く、うち8名が女性。県外出身者も9名おり、
大阪、広島、岡山、徳島、高知、愛媛、滋賀など他県からのIターンで来ている方が多くいます。





 
 

農業系の学校を卒業しているのは1名のみで、色んな分野を学んだスタッフが活躍しています。
農業界の技術革新は凄いスピードで進んでいるため、学校での知識に関わらず一から学ぶこともたくさんあります」




 
 
広野牧場では、歓送別会や誕生会、お祝いなどみんなで食事をする機会も多い。
他の一般企業の方たちと共に学ぶ取り組みもあり、
希望する人は酪農教育ファームのファシリテーターなどの資格も受講することができる。




 
 






牧場の仕事は、奥深い。



 
 
牧場長を務める中川さんは、2009年入社の38歳。前職は飲食業。
 
酪農に縁もゆかりもない人生を送ってきたが、地元である香川に帰って仕事を探している時、
偶然、広野牧場の募集に出会った人物だ。


 

「酪農の募集に出会うとは思っていませんでした。
ただ、『面白そうだ』という直感に従って、面接に来たんです。
牛を見るのも初めてだったのですが、逆に引き込まれてしまいました。
もちろん未経験で、酪農や農業は実家がその仕事をしていないと出来ないと思っていたくらいです。
しかし、面接に訪れた広野牧場には、きれいなログハウスもあり、6次産業への取り組みも積極的。
『ここだ!』と思って就職を決めました」

 
 
現在は、搾乳を担当しながら牧場長を務めている。




 
 
「仕事の幅が広いのが広野牧場の特徴です。
牛が熱を出した際など、少々の治療ならスタッフが行いますし、仕事で使う機械が壊れたら修理します。
生き物が相手の仕事ゆえ、搾乳一つをとっても、日々変化に富んでいます。
毎日同じ仕事を繰り返すのではなく、トライ&エラーが出来る点が面白いのです。
そして、その積み重ねが自分の力量を上げていきます。
失敗しても元に戻れるようにしておけば問題ありません。



 
 
獣医、メカニック、餌の配合を考える栄養士的要素、全ての要素が詰まっているから退屈しない仕事です。
それに、牛は本当にかわいいんです。スタッフは全員お気に入りの牛がいて、名前をつけて可愛がっています」


 
 





 

動物が好き。子牛の世話に夢中。

 
 
今年4月に入社した牟礼さんは、高校を卒業したばかりの18歳。
動物が好きで動物関係の仕事を探し、広野牧場と出会った。現在は子牛の世話を担当している。



 

「現在約30頭の子牛の世話をしています。
ミルクをあげたり、小屋の掃除をしたり、熱がある時は注射をして治療をすることもあります。
子牛は一頭、一頭顔が違います。全ての子牛に名前をつけて呼び掛けていますが、
呼びかけると『モー』と返事をしてくれるのが、本当にかわいいです」



 
 

入社して数カ月。表情の違いで体調の変化を感じられるようになってきたという。



 


「この子は、一番のお気に入りのミルミルちゃんです。
生後約4ヶ月です。私が入社して最初に世話をした子牛です。
『牛と心が通じ合う』と言うと、不思議に思うかもしれませんが、本当に分かるようになります。
肉体的にはしんどい日もありますが、毎日変化があって楽しいです。
何より、何でも言い合える環境だから楽しいですね」



 
 





スタッフのタイプは千差万別。賑やかな子も無口な子もいる。


目標も様々だ。


将来農業で独立したいスタッフ、加工部門で活躍したいスタッフ、加工部門で独立したいスタッフ、
広野牧場でずっと勤めたいスタッフなど、皆が色々な夢を持っている。


 

しかし、全員に共通点がある。皆、牛と向き合って真剣に仕事をしていることだ。

嘘をつかない牛を相手にしている仲間にも嘘がない。

変な気遣いや遠慮もない。

自然の中で、牛と共に成長し、自分の夢を見つけていく。



広野牧場は、そんな職場だと感じた。


 

Data 2017.05.09

有限会社 広野牧場 の会社情報

企業名有限会社 広野牧場
経営理念消費者に安全・安心な農産物を提供する。
酪農及び農業を通じて地域の交流や活性化を図る。
酪農及び農業体験を通じて青少年教育や人材の育成に努める。
消費者との交流を図りながら農業・農村の魅力及び現状を理解してもらうとともに、新しい出会いや考え方に触れ、農業の新しい価値を見つける。
所在地〒761-0821
香川県木田郡三木町大字鹿庭215
業務内容農業(酪農、和牛繁殖)
森のジュラテリアMUCCAの運営
森のピッツェリアVACCAの運営
酪農教育ファーム認証牧場としての体験受入
電話番号087-899-0555
ホームページhttp://www.hirono-farm.com/
設立昭和54年
従業員数正社員13名 パート/アルバイト10名 研修生1名
代表者広野 豊
資本金6,120万円
売上高3億7,760万円

有限会社 広野牧場 の求人情報

応募職種酪農・製造販売
雇用形態正社員・インターンシップ
仕事内容1.乳用牛の飼育・管理
2.肉用子牛の飼育・管理
3.和牛の飼育・管理
4.農畜産物の加工販売

牧場での仕事は大きく3つに分けられます。

搾乳、哺乳(子牛の世話)、機械を使った作業です。
一つの作業だけをずっと担当するのではなく、様々な仕事をチームで担当していきます。理由は、その方が仕事に変化が生まれて、仕事を楽しむことが出来るから。
万一、当社を辞めるようなことがあっても、自分の居場所をつくれる人材に成長できるようにしたいと思っています。
給与大卒:月給18万円 短大・専門卒:月給17万5000円 高卒:月給17万円 ※試用期間(2か月)は一律月給15万円
勤務地香川県木田郡三木町大字鹿庭215
勤務時間①5:00~17:00 ②6:00~18:00 ③9:00~20:30の中でシフト制 休憩時間180分
福利厚生昇給年1回
賞与年2回
各種社会保険完備
マイカー通勤可
交通費(一律4000円)
各種研修や勉強会には、勤務時間内に積極的に参加してもらっています。
休日交代制にて週1日と本人の希望する日 有給休暇あり
応募資格高卒以上 要普通免許(AT限定可)
 ※酪農や農業への想いを持った方なら大歓迎です。
 ※若いスタッフが大勢活躍しています。
選考プロセス応募フォームよりエントリーしてください。追って選考日程のご連絡等を差し上げます。
担当者・連絡先087-899-0555 担当:代表取締役 広野 豊
こんな方待ってます牧場の仕事は一人ではできません。
周囲と協力出来る方を求めています。
必要な知識は全てお教えします。
誰かが困っていたら、自然と助けに行けるような方なら
すぐに職場に慣れることができます。
備考★☆この求人はハローワークからも応募できます。お気軽にお問い合わせください☆★

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